この夜が明ける前に ― Chisato's blog

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夜の光に照らされた私の世界

美人でも接客はちゃんとしましょうという話

昨日と一昨日の胃もたれがスッキリして、気分爽快\(^o^)/

やっぱり胃が調子悪いなと感じたときは、無理に食べない方がいいですね。

消化するのって胃にすごく負担がかかるらしいですし。

 

私みたいに、その日作ろうと決めてたからって豚丼なんか胃にぶち込んではいけません。

美味しかったんですけどね。

脂肪は正義、甘辛は正義、ほかほか白ごはんに勝るもの無し!!

カロリーも塩分も炭水化物も美味いんじゃあああ!!!

 

 

ということで、こんにちは。笑

知沙都(ちさと)です。

 

今回は、Twitterで仲良くさせていただいているぷちまるさんの「私可愛いでしょオーラを出して、楽しませてもらうのを待っているようなキャストに当たったことがある」というお話を聞いて思い出したエピソードです。

 

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私はブログの中でちょくちょく自分がNo.1キャストだったと書いていますが、実は1つのガールズバーの中でNo.1になるのはそこまで難しいことではありません。

少なくとも、トップクラスにはなれます。

 

なぜなら、ガールズバーには本気で水商売をしようという子があまり多くないから。

 

「ガールズバーで働く女の子たち」でも触れましたが、ガールズバーは居酒屋ほどバタバタと忙しくなく、キャバクラほどガッツリ水商売でもない。

 

空いた時間を使って、そんなに大変じゃなくて時給高めのバイトがしたい、という女の子たちにはちょうどいいんですよね。

 

もちろん稼ぎたい気持ちはあるけど、露出の多いドレスを着て、お客様の隣に座って、電話やLINEで営業もしなきゃいけないっていうのは嫌だなー。

 

だったら、キャバクラよりは時給低くてもガールズバーくらい軽めの方がいいなー。

 

そういう女の子が多いのです。

(もちろん全員じゃないですよ)

 

実際、私が働いていたキャバクラにはシングルマザーさんがたくさんいましたが、ガールズバーにはほぼいなかったです。

それよりも、学生さんやダブルワークが多い。

 

 

そんな女の子たちが集まるガールズバーに私みたいなガツガツ系が入ったら、そりゃあNo.1取れますよ(笑)

途中から同じようなガツガツ系がもう1人入ってきたことで、毎月熾烈なNo.1争いが繰り広げられることになったのですが、それはまた別の記事で。

 

 

別に楽して稼ぎたいと思ってガールズバーに入ってくるのは構いません。

苦労しなくてもお金がもらえるのなら、それ以上のことをわざわざやろうなんて思わないでしょう。

 

しかし。

 

だからって接客舐め過ぎ、ひいてはお客様舐め過ぎちゃいます?という女の子がちょくちょくいるんですよね(°皿°)

 

ガールズバーなんてそんなもんでしょ、ハイレベルな接客を期待するなら高い金出してキャバクラ行くよ、というお客様も多いので、それで成り立ってしまうんですけども。

 

実際キャバクラと比べたら時給は遥かに安いし、スキルアップのために時間やお金をかけなくてもいいのかもしれない。

 

だけど、お客様が目の前にいる時くらい、サービスする立場だということを自覚してもうちょっと頑張ろうね(°皿°)??

 

 

 

私が働き始めて1年以上経った頃、とんでもない美女が入ってきたんです。

顔立ちがめちゃくちゃ綺麗で、顔小さくて、その辺のアイドルなんかには負ける気がしないっていうくらい。

出来れば隣に立ちたくないですよ(笑)

新宿か渋谷あたりをフラフラしてればすぐスカウトされるんじゃね?

っていうか今までされたことないの?

あるお客様曰く、東京でも滅多に見ないレベルだと。

好みを抜きにすれば、誰が見たって絶対に美人。

 

しかも20歳!若い!

 

彼女の名前はめぐみちゃん。

私が今まで出会った一般人女性の中では間違いなく一番美人。

化粧薄くても美人。むしろ薄い方が美人。ホンモノですわ・・・

 

やはり人気商売なので、ルックスが良いのは強いですよ。間違いなく。

同じ料金を支払うなら、可愛い子と喋りたいじゃないですか。

「かっこいいね」「優しいですね」とか、可愛い子に言われたいじゃないですか。

 

当時私はすでに不動のNo.1になっていましたが、めぐみちゃんが入ってきたときは

すごいの入ってきた!!

すんんんごいの入ってきた!!!

やばい やばい やばい!!!!

と、内心とても焦りました(笑)

 

いや、(笑)って付けましたけど、実際めちゃくちゃ強かった。

少しギャルっぽいという理由で敬遠されるケースはあっても、特に20代~30代前半のお客様には大人気でした。

 

 

しかし、一言でいうと、めぐみちゃんはもったいなさ過ぎたんですよね。

あれだけの美貌を持っていながら。

第一印象での勝負なら絶対に誰にも負けないのに。

なぜNo.1になれなかったのか?

 

それは、接客があまりにもテキトーだったから。笑

 

たぶん本人はテキトーにやっている自覚はなかったんじゃないかなと思いますけどね。

ただ、「接客」「サービス」という意識はおそらくなかったと思う。

普通に喋ってる感じ。

ルックスが良いだけである程度お客様は付くので、頑張って接客しようという気持ちが生まれないのかもしれません。

相手が自分をちやほやしてくるから、一生懸命楽しませなくても離れてはいかないだろう、と思ってしまうんですかね。

 

 

ある2人組のお客様がいまして。

1人はめぐみちゃん指名、もう1人は私指名でした。

年齢はめぐみちゃんと私の間。

 

私と私の指名客様の関係は姉と弟みたいな感じだったのですが(フラフラと危なっかしい人だったので)、めぐみちゃん指名のお客様がめぐみちゃんをどうにか落とそうと熱心に口説いていました。

 

めぐみちゃんに聞いた話によると、LINEでもめっちゃアタックしまくってくると。

お客様が「女の子と楽しくお酒を飲む」というレベルを越えて距離を詰めようとしてくると、上手に対応するのは本当に大変。

 

でも、水商売をやっていればそういうことは必ずあります。

めぐみちゃんは他店での経験もあるし、それなりには慣れてるでしょう。

頑張れめぐみちゃん!

 

 

ところが。

 

ある日、その2人組のお客様が来てくれて、いつものように私とめぐみちゃんで一緒に席に着きました。

 

お客様からドリンクを1杯ずつもらい、「いただきます」と乾杯をして、めぐみちゃんが自分の指名客様に一言。

 

「何か面白い話してよ」

 

(°Д°)

 

しかも、「○○くんの話聞きたいな☆」みたいな可愛らしさゼロで、ものすごく気だるそうに。

 

・・・・・(°Д°)

 

いやいや、しつこく口説かれてうんざりする気持ちも分かる!

だけど、プライベートの知り合いに口説かれてるんちゃうんやで!

いくら相手が自分に惚れてるからって、お客様の方に頑張って喋らしたらあかん!!

口説かれるたびに萎えてたら、水商売やっていけまへんで!!

なぜか関西弁風

 

しかも、1人で勝手にどんどんドリンク飲もうとするし(笑)

待って!そこは私との連係プレーってやつが(°Д°;)

 

4人で会話というよりは指名同士で喋るような感じでしたが、めぐみちゃんはずっとテンション低め。

お金をいただいているんだから、素のあなたのままではダメだよ・・・(汗)

見ていて私の方がハラハラしてしまいました。

 

(お客様はお金を払えば何をしても何を言っても良いという意味ではありませんよ!)

 

 

 

お客様が自分を気に入っていようがなかろうが、恋愛感情を持って見ていようが、「お金をいただいてサービスする」ということには何ら変わりはありません。

 

ルックスが良いとそれだけ一気に惹きつける力が強いので、相手が自分にハマりやすい。

だから接客が雑になるという子が多かったように思います。

 

ルックスが良い子はみんな接客が雑だ!と言っているわけではないので、誤解なきよう。

それじゃただの私のヒガミになってしまう(笑)

 

 

というか・・・何か私が意識高い系みたいな感じになってる気がしますが、フツーの顔で若い方でもないとなると、接客頑張らなきゃお客様掴めないんですよ(笑)

私みたいなのが好みだというお客様が来るのを待ってるしかない。

 

そんな運任せじゃ、遣り甲斐が無いですからね。

 

 

余談ですが、めぐみちゃんの指名客様には実は彼女がいて、めぐみちゃんを落とせるかどうか楽しんでいただけだったそう。

アパレル系の会社に勤めるオシャレなイケメンで、しかも歌がめちゃ上手かったので、そりゃあ彼女いるわな。笑

私の指名客様がいつも彼を引っ張って来てくれていたので(1人では来ない)、私が辞めてからはお店に来なくなったらしいです( ´ 3`)ホラ見ろ―

  

 

しかし、2000字前後でまとめたいのに毎回長くなってしまう・・・

ここまでお読み下さって、ありがとうございました。

 

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知沙都@GirlsBarブロガー (@chisato_rmbar) | Twitter